読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

万有引力

或いは ネリリし キルルし ハララしているか

国家試験の勉強が間に合っていない看護大生へ

 今年の2/14に看護師国家試験・2/16に保健師国家試験を受け合格し、今は看護師として働いている。

 大学生だったころ、わたしはどちらかと言えば劣等生だった。

 

 

 再試になったり、単位を落としたり、留年したり、休学したり、国家試験の勉強が間に合わなかったり、模試で合格圏に入れなかったり、そういうことで「学校辞めたい」とか「看護師になるの諦めようかな」とか思っている人がいるかもしれないと思い、この記事を書いている。

 

 現にわたしも留年したときや全く国試の勉強に手をつけてなくて焦ったとき、「留年 看護師」や「国試 勉強 間に合う」とかで検索しまくった。こういうとき、ネットはとてもありがたい。

 

 大学の看護学科に通う看護学生は、専門や短大の子に比べて早く実習が終わり、4年生の後期はがっつり卒論に取り組む時期になっているのではないかと思う。卒論が忙しくてなかなか勉強にまで手が回らないこともあるだろう。実習中頑張って勉強した内容も時間が経って少し忘れてきてしまっているかもしれない。

 専門や短大の子との違いはそこにある。彼女たちは実習終了後すぐに国試の勉強に取り組まざるを得ない。なぜなら、時間がないからだ。

 大学生の場合、彼女たちと比較すればなんとなく余裕がある。夏前に実習が終わり、就職試験を受け、そのあとはそれまでの忙しさに比べれば割と余裕のある学生生活を送ることができる。ここで卒論ばかり一生懸命取り組んで勉強をしなかった場合、年末に焦ることになる。

 

わたしの大まかなスケジュール

11月

模試の返却(ここで全く合格圏に入ってないことがわかる)

12月

必修問題に取り組む(12月の模試までに2‐3周は終わらせる)

模試を受ける

1月

QBに取り組む(1日5時間)

予備校が開いている保健師国試集中講座に行く

予備校が開いている看護師国試必修講座に行く

 1月3週目から図書館に通う(1日200P進める)

1/25ごろQB1周目終了

2月

図書館通い継続(ギリギリどうにか滑り込んで2周目終了)

予備校が開いている看護師国試前日講座に行く

看護師国家試験を受ける

保健師のQBを買う

1日半でできる限り保健師国試の過去問題を解く

保健師国家試験を受ける

 

目次

  1. 参考書の選び方
  2. レビューブックの使い方
  3. 必修からはじめる
  4. 1月に入ってから
  5. 不安なときは
  6. わたしを支えた2曲~ジャニオタでよかった~
  7. 予備校
  8. 保健師の勉強
  9. 受験とジャニオタ
  10. 看護学生だったときのこと

 

参考書の選び方

 

 

まず、今「全然国試の勉強手つけてない!!」と焦っているあなたは、すぐにテキストを開こう。

 

わたしが使っていたのは、この3冊。これ以外は特にそれらしいものは使っていない。

 

クエスチョン・バンク 看護師国家試験問題解説 2017

クエスチョン・バンク 看護師国家試験問題解説 2017

 

 

クエスチョン・バンク Select必修 2017: 看護師国家試験問題集

クエスチョン・バンク Select必修 2017: 看護師国家試験問題集

 

 

看護師・看護学生のためのレビューブック 2017

看護師・看護学生のためのレビューブック 2017

 

 

 

 参考書なんて自分に合うもの使えば良いと思うけど、やっぱり周りの子が使っているものに合わせるのが無難かな。わたしの学校ではQBが圧倒的多数でした。特に、11月12月から参考書を選ぶことに時間を費やすのは無駄なので(それよりもまず問題を解くこと優先!)、みんなと同じもので良いと思います。

 

 

レビューブックの使い方

 

レビューブックは、人によってはものすごい書き込んで本当に「使い込んでます」感バリバリのを持ち歩いている人もいると思うんだけど(こういう人を見ると余計焦る)、わたしはそこに時間を割けなかったので辞書のように使ってた。

QB解く→QBの解説読んでもいまいち分からない問題がある→レビューで見る(付箋貼る)みたいな感じ。

QBは持ち歩くのツラいので、本当に何度も引っ掛かるところや苦手なとこはレビューに付け足して書いたり。(レニンアンギオテンシンアルドステロン系とか、妊娠時のホルモン変化とかはどうしても苦手だったので自分で解説付け足して書いた)

 

 ノートを作り始めようとするのは無謀なので止めた方がいい。書いてあることを再度書く必要はないので、分からないところはレビューに印付ければ大丈夫!

 

必修からはじめる

 

わたしはまず必修から。どんなに一般問題が出来ていても必修が8割取れなければ国試は落ちます。

 

できれば12月の模試で必修は合格圏に入っておくと気持ち的に安心できるのでまずは必修からやってくのが良いかと思います。

 

わたしは11月まで全く勉強していなくて、ノー勉で受けた模試の結果が11月に返ってきたことで(勿論合格圏に入ってるはずもなく)とにかく12月の模試で必修だけは合格点取らなきゃって思って、そこを目標にしていました。

なので、12月に入って模試を受けるまではとにかく必修の問題集だけ。

必修は、最初に1周するのは時間かかるけど、2周目からはわりとスラスラ解けると思います。最初の1周は5日間、2周目からは3日間でやってました。

QBは、問題のすぐ下に解説が一問ずつあるので、問題解く→解説読むをひたすら繰り返す感じ。解説読むときは、解答を見るんじゃなくて解説に注目するようにしていました。(答えを覚えてしまうから)

2周目以降は正直、答え覚えてることもあるし、必修は難易度的には易しめなので多分そこまで困らず解けると思います!

 

12月の模試までの間、勉強の時間的には1日2~4時間あったかなって感じです。

 

それまで全く勉強してなかったのに、急に勉強時間増やすなんて無理!まずは2時間くらいから始めよう(ゆるい)

 

1月に入ってから

 

本編のQBに手をつけたのは1月に入ってから。ここから1ヶ月半しかないという焦りが出てきました。1月になってからは1日5時間以上はやってたと思う。

 

家だと誘惑が多くて勉強に集中できないので、1月の後半から図書館に通ってた。

1月25日くらいにどうにか1周終わらせた記憶があります。図書館に通いはじめてからは、携帯は家に置いて出て(持ってると確実に遊ぶから)、開館から閉館までずっと図書館で過ごしていました。9:00~20:00までひたすら閉じ籠って勉強。1日200Pくらいのスピードで進めてました。

 

 

不安なときは

 

この頃、わたしはとにかく不安で仕方なくて、学校の先生にも「全然勉強してないんです、不安なんです」って泣きついていた。

わたしの大学は特別なにか支援があるわけでもなかったので(例えば、模試の成績悪かったからといって呼び出されることもないし、勉強会を開いてくれるわけでもない)全て学生の自主性に任されているので自分でやらなくてはいけないのです。どの模試を受けるのか、学校で講習会をやるか(予備校に頼むやつ)など、全て学生が主体。

 

なので、自分がやってこなかったのが悪いというのは分かっている。分かってるけどこの不安をどうにかしたい。

先生に「不安で眠れなくて起きてるなら、その時間に勉強すればいいの!」と言われて、そのあとはスッと楽になった。眠れなければ勉強する。勉強したくなかったら寝る。シンプル!

 

わたしを昔から知ってくれている先輩看護師さんに「勉強できてないんです」と相談したら「今からなら2周は終わらせられるから!」と言われて、とにかく2周やろう!とそれを目標にしていた。

 

 

わたしを支えた2曲~ジャニオタでよかった~

 

そして、わたしを支えてくれた曲があった。Sexy Zoneの「With you」とKinKi Kidsの「サマルェカダス~another oasis~」

With you

作曲︰DAICHI.Samuli Laiho
作詞︰ケリー

 

Wow Yeah

夢から押し戻されて 開いたドアからのぞく
曖昧な 景色 朝が来た

焦るキモチとウラハラ 考える時間はない
行こうか 小さな勇気が 大きなパワー

君が今かかえる キズや痛みを
忘れるほどの旅にしよう
さぁ! ぎゅっと 手をにぎった

見つけたんだ 小さな光 未来へ
with you with you この手はもう 離したりしない
臆病だった僕が こんなにも強くなる
僕が必ず 君を守るよ

どこへだって行けるけど 後戻りはしたくない
行き先は 反対側なんだ

ほら、太陽に向かって 花達が咲くみたいに
僕らも 上を向いて 歩いてこう

ちっぽけだって 嘆いた あの日の言葉
間違いだね君がいるなら…
また ぎゅっと 手をにぎった

気づいたんだ 小さな光 隣で
with you with you 求めてた 希望のカケラ
どうしようもないほど 大切な人なんだ
僕の全てで 君を守るよ

もう泣かないで… 僕に教えて…
本当の笑顔 僕がきっと 取り戻してみせるから

見つけたんだ 小さな光 未来へ
with you with you この手はもう 離したりしない
臆病だった僕が こんなにも強くなる
僕が必ず 君を守るよ

 

 なんて胸を打つ曲なんでしょう。「焦るキモチとウラハラ 考える時間はない 行こうか 小さな勇気が大きなパワー」「見つけたんだ 小さな光 未来へ」「どこへだって行けるけど 後戻りはしたくない」「僕が必ず 君を守るよ」そのときのわたしにピッタリの曲で、まるで彼らがわたしをこの先へ導いてくれるような、そばにいて手を引いてくれているような、彼らに後押しされるような気分だった。

 

サマルェカダス ~another oasis

作詞・作曲:マシコタツロウ

 

僕が生まれたその日から季節は巡り

地図も持たずにここまで歩いた
絵具が足りなくなるほど描いた夢なら
額に飾ってばかりじゃ意味がない

行き止まりに肩落として
薫る花に励まされて
遠回りこそ美しい
そう信じればどこでも行ける

夜が満ちたら船を浮かべて
サマルェカダスへ旅に出よう
幼い僕なら裸足で行けた
憧れと喜びがあふれだす世界
奇跡ひとつ今叶えて

夕暮れフェンス越しの風 揺れるヒメジオン
空き地の空に見つけた飛行機
何色のパスポートでも行けない場所を
僕の心に作れたらいいな

子供のころ見た地球儀
今の僕は回せるかな?
人差し指じゃ測れない
それは巨大な真実の星

夜が満ちたら船を浮かべて
サマルェカダスへ旅に出よう
幼い僕なら裸足で行けた
憧れと喜びがあふれだす世界

三日月の帆を立てたら
希望の海へと
真っ直ぐに導かれるよ

瞳閉じればあの日の僕が
サマルェカダスへ連れていくよ
傷も気にせず走り回った
憧れと喜びがあふれだす世界

夜が満ちたら船を浮かべて
サマルェカダスへ旅に出よう
幼い僕なら裸足で行けた
憧れと喜びがあふれだす世界
奇跡ひとつ今叶えて

 

With youもだけど、この曲も留年が決まったときにずっと聴いていた曲で、「絵具が足りなくなるほど描いた夢なら 額に飾ってばかりじゃ意味がない」「遠回りこそ美しい そう信じればどこへでも行ける」という歌詞に泣きたくなるくらい励まされた。ずっとずっと看護師になりたくて、それだけのためにここまでやって来て、ここで諦めるなんてダメだと思わせてくれた。

 

 

予備校

 

予備校は、冬期講習に申し込んだ。大手の予備校で、必修対策講座、保健師国試対策講座、国試前日に試験会場のひとつを使って行う直前講座の3つに通った。

わたしはとにかく必修を落とすのが怖かったので、必修の講座は受けようと思ってて、保健師は全く勉強する余裕がなかったので予備校で済ませようという思いから受講。試験前日はソワソワして自分だけで過ごすのはツラいと思ったので受講した。

普段は予備校に通っていなかったので、最初はスピードについていくのが大変だったけど、短期の講座(必修は3日、保健師は7日くらい)は内容が詰まっている分取り組みやすく、集中できたと思う。あと、プロの先生は教え方がうまい。

わたしとしては、お金はかかるけど受講してよかったと思っている。

 

 

保健師の勉強

 

保健師は全く勉強していなかった(模試は受けてた)ので、冬期講習を受けたのと、看護師国家試験が終わったその日に本屋さんでQBを買い、そこから始めた。2年分(保健師は合格率が変動しているので前年だけじゃなく、合格率低い年のもやった方がいいと思う)の過去問を解いた。

 

結果的に、看護師も保健師もわりと余裕をもって合格できていた。(もしかしたら易しかったのかもしれないけど…)

12月くらいから勉強始めて追い込まれてる看護大生の参考になれたら…。

 

受験とジャニオタ

 ジャニオタとして悩むのは受験期に現場に行くかどうかであると思う。特に、ジャニオタは13月を探す旅に出かけがちだし、カウコンもあるし、ジャニオタの年末年始はとても忙しい。

 わたしは母の反対もあり、年末年始はジャニーズの現場に行かなかった。一番は母からの締め付けがきつかったことであるが、現場に行く余裕があるほど勉強できていなかったし、コンサート中にも絶対に勉強のことが気になって後ろめたい気持ちになることが分かり切っていたからだ。なにより、万が一不合格だった場合「あの時コンサート言ってなければ…」と好きな彼らのせいにしてしまうのが嫌だった。

 でも、周りには現場行きまくっていた子もいたのでそれは人それぞれ、自分の焦りとモチベーションを天秤にかけて決めてよいと思う。

 

 

看護学生だったときのこと

 

 看護学生は、「自分に看護は向いていないのかも」と思うことがきっと一度はあるだろう。

 わたしは、実習で患者さんから拒否された時や担当を外された時は本当につらくて、それこそ「向いてないんだ」と思った。「前についてくれた実習生の方がよかった」とか「ついてこないで!」とか「あなた嫌だ」とか言われた事もあったし、訪室しても一言も喋ってもらえないこともあった。

 

 実習記録や翌日の実習のための勉強が終わらず文字通り一睡も出来ない日が2~3日続いたときは「このまま倒れてしまいたい」と思ったこともあった。無駄にタフなので倒れることなく翌日も実習に行った。

 

 課題を手書きの文字で馬鹿みたいに埋めても、それ以上に細かい字で裏表ビッチリ書いてきている子を見て「こんなに書いてる…」とか焦ったり、終わらないテスト勉強で「こんなに大量のプリントを全部覚えたからって何になるわけ…?」と途方に暮れたことも一度や二度じゃない。

 

 勉強は好きじゃなかったし、テストで落ちて再試になるし(そして再試すら落として留年した)、実習で一生懸命やっても報われないし、インシデントを起こして病棟の師長さんと面談したし、卒論は先生に呆れられるほど書けないし、わたしの看護学生生活は全く順風満帆ではなかった。

 

 周りに真面目な学生が多かったので、代返なんて頼んだこと無くて、そもそも雰囲気的に大学をサボることも出来なかった。中学生かと思うくらいしっかり学校に通っていた。 

 

 正直、他大学の他学科の友だちが「この日の授業は休めるから遊びに行こう」とか言ってるのがとっても羨ましかった。

 

 

 留年したときは本気で「このまま学校辞めちゃおう」と思って、友人に「もう辞めようかな」と言ってしまった。彼女は真剣な顔で「辞めてどうするの?他になにかやりたいことでもあるの?今まで看護師目指してやってきたのに、今から他のことできるの?」と聞いてきた。確かに、その時点で辞めたとして一般就職できるような経歴は何も持っていなかったし、なにより就職活動を乗り切れる気がしなかった。わたしには一般の大学生のような全般的な知識や経験が無く、就職活動という戦争は戦う前から負けることが目に見えていた。ずっと看護師を目指してきたのに今から新しい夢をもつことも難しいことだった。

 

そういうあれこれを乗り越えて、辛かったけど楽しかった大学生活を終えて、就職して、やっぱりあのとき踏ん張れてよかったと、今思っている。

 

2/18追記

国試が近づき、この記事を見てくれた(おそらく)看護学生がたくさんいるみたいです。

絶対大丈夫だよ!

わたしが大好きな魔法の呪文です。今までのしんどい実習やテスト勉強など、思い起こせば看護学生ってすごくハード。ここまで来れたのだから、その力は確実に自分の中に蓄えられているのです。全然勉強してこなかったと後悔してる人もいるかもしれない。自分を信じて…なんて在り来たりな言葉だけど、大丈夫、不安に思う必要はありません。今日はよく食べて、よく寝て、明日の本番に備えてください。

全国の看護学生が自分の力を発揮できるように祈ってます。そして4月から、看護師の仲間が増えることがとても嬉しいです。

 

人生は色々あるけど、自分の経験は自分だけの宝物。どんなことも受け入れて、自分の力にしていこうと意識しています。そしてそれはこれからのための原動力になるとわたしは信じています。